アップデート:2017年夏
「シヴィライゼーション6(Civ6)」のアップデートが2017年2月24日に行われました。
以下、詳細です。(シヴィライゼーション6(Civ6)オフィシャルサイトより)
[新要素]
- チーム
同盟のアップデートという形で『シヴィライゼーション VI』にチームによるマルチプレイを追加しました。チーム内にいるプレイヤーには、通常の同盟で得られない以下のような恩恵がもたらされます。
チーム内の1人が技術か社会制度の研究を終えると、そのチームメイトはその技術か社会制度のブーストを得られます。
チームメイトは、チーム外の対象との戦争状態を共有します。
チームメイトは、チーム外の対象との同盟関係を共有します。
チームメイトは集団としてゲームの勝利と敗北を共有します。協力の重要性を高めるため、宗教と文化による勝利の条件が見直されています。
宗教による勝利を収めるには、すべての文明に自分のチームのメンバーが創始した宗教を信仰させる必要があります。
文化による勝利を収めるには、チーム内の1人が、チーム外のすべてのプレイヤーに対して文化的優位に立つ必要があります。 - MOD作成ツール
追加コンテンツの詳細を見やすいように、ロビーとゲーム内のUIをアップデートしました。
ModBuddy、Tools、FireTuner、Steam Workshop Uploaderを含む『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI 開発ツール(Development Tools)』を追加しました。 - ModBuddy:パッケージングと開発用ツール。
Art/Asset Tools: FBXファイルをゲームで使用可能なフォーマットにインポート。既存のアートワークのカスタマイズも可能。
FireTuner: ゲーム内のデバッグとエディットツール。 - STEAM WORKSHOP
Steam Workshopを介して、Steamのコミュニティが作成したMODが利用できます。
Steam Workshop uploaderを使って、自分の作成したMODをSteamのコミュニティで共有できます。
[その他]
- 「史実と同じスタート地点」を追加しました。この機能を使うことで各文明は史実における実際のロケーションからゲームを開始することができます。
- ゲーム設定に都市国家のスライダーを追加しました。
[バランスの変更]
- スタート地点とマップ生成を調整しました。
- 氷河の生成を調整し、海路による移動をしやすくしました。
- 商業ハブと港は交易路+1を供給しますが、適用されるのは最初のどちらかのみになります(以前は+2までスタックが可能)。
- 乗船したユニットにはそれぞれの基本戦闘力ではなく、時代をベースにした戦闘力が適用されるようになります。
- 戦略資源を出現させる技術の多くに調整が加えられ、その資源に依存したユニットの作成に必要になる前に、資源が出現するようになりました。
- ユニットのアップグレードに必要な戦略資源を所持していない場合、プレイヤーは旧式ユニットを作成できるようになりました。
- 技術ツリーのバランスが調整されました。すぐに習得でき、時代が早く進み過ぎる傾向があった技術ルートに、習得のための前提条件が追加されました。
- 「騎乗」の習得に「弓術」が必要になりました。「弓術」は独立した技術ではなくなりました。
- 「あぶみ」は中世後半の技術となり、コストが390になりました(以前は中世前半の技術でコストは300)。
- 「工業化」の習得に「横帆船」が必要になりました。
- 「科学理論」の習得に「銀行制度」が必要になりました。
- 「鉄鋼」の習得に「ライフリング」が必要になりました。
- 「コンピューター」の習得に「無線通信」が必要になりました。
- 航空ユニットのコストと戦闘力が調整されました。
- 下船した後の移動ルールが変更され、そのユニットの地上移動力を超える地形には上陸できなくなりました。
- 「バイキング」シナリオのターン数が60になりました。
[AIの調整]
- 核兵器と航空機の使用欲求と使用能力が増加し、常備軍を持つ傾向が強くなりました。またAIによる攻撃全般が改善されています。
- より頻繁に友好宣言をおこなうようになりました。
- 軍隊が自分の国境の近くにいることに対して警告を発する頻度が減少しました。
- 入植地の好みを調整しました。
- 蛮族のキャンプが破壊されると、蛮族が暴れ出すようになりました。
- AIが友好国の都市や力の弱い文明を解放するようになりました。
- AIによる戦略資源と高級資源の取引を調整しました。
- AIがゴールド収入を以前よりも意識し、収入を重視するようになりました。
- 友好的なユニットとタイルを共有している場合、支援ユニットは脅威にさらされていると考えなくなりました。
- 国境開放が終了してから、プレイヤーのユニットが国境近くにいることにAIが文句を言い始めるまで、2ターンの猶予が設けられました。
- 蛮族がタイルを略奪して回復するようになりました。
- AIが繰り返し可能な技術や社会制度を繰り返し研究するようになりました。
[不具合の修正]
- コンゴの遺物が同じ建物に複数存在する場合に、信仰力が倍増しなくなりました。
- 偉人とバイキングの自然遺産の間の不具合を修正しました。
- 蛮族を殺害した際に、シュメールがプレイヤーと共同戦争の経験を共有しなくなりました。
- 国立公園がもたらす観光力の計算を修正し、適切な恩恵がもたらされるようにしました。
- 共同戦争を提案できなくなることがある不具合を修正しました。
- すべての技術を習得している場合、スパイが技術を盗むミッションを実行できなくなりました。
- 都市国家は、影響を受けると領土を拡大しますが、その都市が設立される以前に受けたた影響でも領土は拡大します。
- プレイヤーが敗北した際に、拘束されたスパイも一緒に死亡するようになりました。
自分か味方が都市を獲得すると、その都市で進行中だったすべてのスパイ活動が停止するようになりました。 - ユニットが労働者を拘束できなかった問題を修正しました。
- 「軍隊が自分の国境の近くにいる」という警告が発せられた際、その相手が友好国(または和平を結んでいる国)だった場合、宣戦布告ができなくなりました。
- ジェット戦闘機とジェット爆撃機の視界が拡大(2から5)しました。
- その他の不具合を修正しました。
[ビジュアル]
- 雪環境のVFXを追加しました。
- 砂環境のVFXを追加しました。
[マルチプレイ]
- ターン準備完了を取り消すボタンを追加しました。
[UI]
- バインド可能なキー(資源アイコンの切り替え、観光力レンズの切り替え、警戒アクション)を追加しました。
- プレイヤーが文化爆弾によって領土を失った際、通知が出るようになりました。
[オーディオ]
- 欠けていたUI用のサウンドを追加しました。
- バイキングDLC:
3つの自然遺産に関する音声と台詞を追加しました。
シナリオ内での自然遺産に音声を追加しました。
[その他]
- クレジットがアップデートされました。
- ARX画像の欠損を修正しました。
- 都市国家、交易路、偉人に関するゲームコンセプトを更新し、以前にはなかった説明(例:後援や通過する外国の交易路によるゴールド収入)や解説を追加しました。
- オーストラリア文明とシナリオパック
- オーストラリアDLC